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サクブンチョウ

生活と音楽と物語と

2018の目標

目標を立てることにした。 先を見失ってしまわないように。 それから記録しておくことにした。 あとで立ち帰れるように。 大目標 2017の自分をダサく思えていること そのために 企画として ・1つ以上の案件を提案し実現する ビジネスマンとして ・社内新規事…

ステージを変えよ、そのスピードで

ニーゼロイチナナ 2017年はアキラの年だったし、私が生まれて23年、 キリストの生誕から考えるとちょうど2017年だし、鎌倉幕府ができてからは、えーと、825年だ。 そう考えると2017年は特別な1年であった。 2018年はキリストの生誕から2018年で、鎌倉幕府が…

苦役列車と途中下車

各駅停車 約束していた友人にドタキャンされ、待ち時間のコーヒー2杯とコロッケサンドの合計1340円分だけをお土産に深夜1時に家に帰った。 一人でぼそぼそと歩く新宿はとても攻撃的で、「あゝ、新宿」なんておもっていられるか、と思う。一人で歩く道はど…

生活と蜃気楼

「ねえ、聞いてよ。この前久しぶりに家に直帰したの。それも3時。何していいか全然わからなくって。」 「飲みにいかないなんてありえないね。」 「そうなの。でもお金がなくなっちゃって。あーマジ渋い。」 「大学の授業ってなんだか高校に比べて退屈で。頑…

最果タヒの「夜空はいつでも最高密度の青色だ」は我々の希望である

詩は逃避でなく希望である 詩は逃避ではなく希望である。 私たちが最も手軽に、どんな場所でも、どんな時でも言葉を使って作ることができる希望、それが詩なのだ。 インターネットの普及によって、ポエジーが散乱している。自己の不甲斐なさ、不確実さ、それ…

私たちは岡崎体育の「感情のピクセル」を笑えない

盆地エモ マーケターとして十分に食っていけるんじゃないかと思う。岡崎体育と寿司くん。 公開から2日で100万再生越えを達成し、急上昇ランキングでも1位を記録し、上々な滑り出し。 歌詞は本当によく考えてふざけられていて、メロディはキャッチーなので…

不自由なくらしと不自由な精神

今月頭に骨折をした。 正確に言えば、右足首を脱臼骨折し、ついでに靭帯があるべき場所から剥がれてしまった。正確さを欠けば欠くほどに、情報としての意味は失われていく。単に骨折としただけでは、そこには無限の可能性があるのだ。だから面倒にも補足をし…

最近のこと

2017年02月26日 誰かと一緒に朝から晩までものを作ることがとても楽しいこと誰かと一緒にサンドイッチを作ることがとても幸せなことそうやってできたサンドイッチはとても美味しいこと誰かと一緒に見る映画は見た後の感情が大きくなること誰かと一緒に酒瓶越…

水色の生活

2017年02月19日 最近は水色の生活が続いていて、とても心地が良い。水色と言っても黄色が混ざった淡い水色。今までの生活は濁ったオレンジ色。ああ、水色の生活はこんなに息がしやすいものだったんだ、と。 濁ったオレンジ色の生活は、抜け出すことが困難で…

「美」の呪いについて - 映画『ネオンデーモン』感想

2017年2月11日 「美しさは全てではない、唯一である」印象的な一節だった。(ちなみに原文は"true beauty is the highest currency we have, without it should be nothing" 邦訳として非常にハイセンスだなと思う。) The Neon Demon Movie CLIP - Beauty i…

大切なものは目に見えない

2017年2月2日 「大切なものは目では見えない。だから、こころで見るんだ」 星の王子様の主題である。 「そんなの当たり前じゃないか。使い古された言い回しに、何酔っているんだ。」と思う人がいるかもしれない。 君達は、私がそうだったように、わかった気…

待つことと想像すること

2017年1月24日 待つことは想像することなのかもしれない。 だから待つことは苦手だ。想像してしまうから。 朝の後に昼が来て、それから夜が来る。 冬の朝の水はとても冷たい。 ギターを弾くと音がする。 悲しい気持ちだと涙が出る。 薬指より人差し指が短い…

引越という病

2017年1月15日 寺山修司と引越 寺山修司という劇作家・詩人をご存知だろうか。 教養のある人間、あるいはサブカルと揶揄される何か、の人たちは既知の人物だろう。 信仰している人間も少なくないのかもしれない。 そしてこの文章を読んでくれている物好きは…

Re:

2017年1月9日 あけましておめでとうございます。 新しい年になってから、まだ1週間だった。 学生時代とは時間の流れがすっかり変わってしまったのだと気がつかされる。お正月なんてひと月以上前のような気持ちである。 こんなに時間の速度が速くなったのは…

思い出の質量

2016年 12月30日 思い出の質量に触れた。 ここ数日、 来月に迫った引越の準備と一年間の堕落の清算を兼ね、部屋の大掃除をしている。 主に、汚れた床や水周りの掃除と、溜まった服の処分や収納である。 どうにも服が溜まってしまって、部屋中を侵食している…

街と記憶 - 中野

陽がすっかり短く柔らかくなったなあ、と思ったらもう11月だった。 あっという間に時が過ぎてしまうから、気を抜いてしまうと社会と時間に巻き取られてしまう。 そんなことを思いながら、夕陽の色をした電車に乗ることにした。 今日は元気が出ないから新宿…

ハロウィン前の私のこと

2016年10月29日 気がついたら10月が終わろうとしていて、 SNSではハロウィンの映像が流れてくる。 今日はとても寒くて、10月はとうに終わっていて、冬になっているんじゃないかって思えた。 マフラーを巻いているのは私だけだったから、冬は来てないんだろう…

今日はいつだって今日なのだ

2016年の09月25日 生活の記録として 私が生活を始めたのが2016年の04月01日のことであるので,そろそろ半年が経過しようとしている.半年前何を考えていたのか,1年前何を考えていたのか,忘れてしまったような気がするので,こうやって文章を書いている. …

過去の記録

久しぶりに文章を書こうと思った。 昔の恋人に小説を書いたら、と言われたことを思い出した。 思い出すことばかりだ。 ありきたりな言葉で、ありきたりな表現をしてしまう僕に文章なんて書けるのだろうか。 今でもそこから逃げ回っている。 「そこから?」 …

うだるような暑さの中で

私は今日も生活をしている. 目を覚まして,ご飯を食べて,電車に乗って,仕事をする.そして,家に帰って,考え事をするふりをして,眠る.そうやって生活をしている. 「まあ,いいか.」 で片付けることが増えたような気もする.そんなこともないような気…

きのこ帝国は死んだ?

きのこ帝国の新譜について色々な声を聞く。その大半が動揺しているような印象を受ける。半ば否定的なものも見えてくる。 けど、僕はそんな悲観することではないように思う。確かに違っているけれど、それはメジャーへの迎合ではない。 実はきのこ帝国の新譜…

流れるままに流されない

どれだけ降れば気がすむのだろう、そんな思いでベランダの外を見やる。 思えばこんなに雨が降っている秋は三年前以来なのではなかろうか。 そう思う自分の都合の良さに、思わず笑ってしまう。 いや、三年前のこの時期は晴れていた、か。 ピンク色のアイスク…

それでは最後の質問です

クリープハイプは好きですか? 僕はクリープハイプがとてもとても好きなんですけれど、好きなバンドとして名前を出すと、「あっロキノン厨なんですね(笑)」「まだクリープハイプ聴いてるの(笑)」「しょーもな(笑)」的なことを心の中で浮かべながら、口…

女々しい男のスリーピース

昼寝をしすぎて眠れなくなっている。iPhoneが堕落した僕から熱を奪って、今にも発火しそうだ。ブログで暇な時に曲を紹介しようと思います。[ミュージックビデオ|indiesmusic.com]My hair is bad "彼氏として"最近どんどん火がついてきている気がする。赤裸…

深夜一時の熱狂

脳内に焼きついて離れない表現に、1年前のandymoriのライブがある。あれは恵比寿のライブハウスだった。薄暗い照明の中、彼らのアクトへの期待と解散してしまうことへの悲しみがフロアを包んで、いつものアクトの待ち時間とは違う、高校最後の文化祭のような…